あらすじ
五条と夏油に課せられた“星漿体”の護衛任務は、伏黒を名乗る“術師殺し”の奇襲で最悪の事態に陥る。五条達は全滅と思われたが…!? 五条を最強に至らしめ夏油を造反に導いた在りし日の事件、その結末とは──!?
amazonより引用
作品情報
作品名 | 呪術廻戦 |
作者 | 芥見下々 |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2020年1月4日 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
完了 | 継続中 |
掲載内容
・第71話 懐玉 漆
・第72話 懐玉 捌
・第73話 懐玉 玖
・第74話 懐玉 拾
・第75話 懐玉 拾壱
・第76話 玉折 壱
・第77話 玉折 弐
・第78話 玉折 参
・第79話 これからの話
レビュー(感想)
甚爾に後ろから刺された五条の援護に入ろうと夏油は構えますが「問題ない」と五条は言い、甚爾の相手を1人ですると買って出ます。
そして夏油は天内と黒井さんを連れて天元様の元へ向かうのでした。
過去編の五条はまだ術式反転は扱えず、順転の蒼しか扱えないため先の花御戦で見せた虚式「茈」は使えません。なので、相手や周りのものを弾き飛ばす「蒼」でしか戦うしかないのです。
甚爾は呪力が全くない天与呪縛のフィジカルギフテッドという体質のため、五条からしたら動きがまるで読めないため戦いづらい相手でした。
五条は守りに入りますが、甚爾は一瞬の隙をついて特級呪具「天逆鉾」で五条の首を思い切り貫きます。
第9巻P25より引用
「天逆鉾」は“発動中の術式強制解除”の効果を持っているため、この瞬間から五条は術式を使用することができず、甚爾は手加減なしに首から下を滅多刺しにします。
甚爾がどれほど強いかをエグいシーンで物語っています。見てるこっちも刺されている箇所が痛いと想像できるくらい凄まじいですね。
そして一番最後に躊躇なく頭を一突き。いやあ、どれほどの修羅場をくぐってきたの?!って言いたくなるくらいの思い切りの良さなんですよね。
そして五条は倒れるのでした。
一方、夏油・天内・黒井さんにシーンは移ります。
3人は問題なく天元様のお膝元「薨星宮 本殿」まで辿り着きます。黒井さんはここでいうと一般人に当たるため入ることはできません。
第9巻P35より引用
夏油は天内に同化までの手順を説明し、その後「それか引き返して、黒井さんと一緒に家に帰ろう」と提案します。
五条と夏油は任務に赴く前に天内が同化を拒んだ時は同化はなしと決めていたようです。それを聞いた天内は泣きながら心情を吐露し黒井さんと帰ることに決めるのでした。
ですが次の瞬間、天内は甚爾にピストルで頭を撃たれて死亡してしまいました。
夏油はキレて甚爾と戦います。
第9巻P45より引用
甚爾は術式の開示を織り交ぜながら、どうやって五条を殺したか夏油に聞かせるのでした。
夏油が使役する仮想怨霊の女性に「わたし、きれい?」と問われる甚爾。以下の画像が甚爾の答えになります。
第9巻P57より引用
なんなく仮想怨霊の術式をかわす甚爾。その隙をついて夏油が攻撃を仕掛けようとしますが甚爾は攻撃をはじき、夏油を倒すのでした。
そしてこの時、伏黒恵という名前を自分が名付けたことを思い出したのでした。
その後、盤静教に天内の死体を届ける甚爾。
その帰り道、生き返った五条がいたのでした。答えは以下になります。
第9巻P77より引用
そして再び戦うことになるのでした。
反転術式を使用できるようになった五条は術式反転「赫」を使用できるようになっていました。
甚爾の攻撃をなんなく交わした五条は「茈」を使い甚爾を倒すのでした。
第9巻P101より引用
ここで甚爾は息絶える前に五条に恵のお世話を頼んでおり、恵が禪院家のしがらみなく高専に行けたのも五条のおかげだということが、この巻で説明されています。
そして2007年8月
呪術師として人を救うことに疑問を持ってしまった夏油は闇落ちしてしまったのでした。
第9巻P167より引用
0巻と9巻は、物語としてより繋がっているため0巻を読んでいない方は、ぜひ読んでみてください。呪術廻戦を深く知れますのでおすすめです。
そして時は戻り、歌姫と虎杖・伏黒・釘崎は内通者のであろうメカ丸の住処へやってきており、調べてみますがもぬけの殻でした。
別の住処へと移動していたメカ丸は夏油と真人に会っており、真人の無為転変で健康な体を手に入れたメカ丸。
そして、また新たな戦いが始まるのでした。
おしまい
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
随時更新してまいりますのでお気に入り登録をしてまた遊びに来てください。