SPY×FAMILY 1巻(作者 遠藤 達哉)

あらすじ

名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!

Amazonより引用”

作品情報

作品名SPY×FAMILY
作者遠藤 達哉
出版社集英社
発売日2019年7月4日
掲載誌週刊少年ジャンプ
完了〜11巻(現在連載中)

掲載内容

  • 第1話 MISSION:1
  • 第2話 MISSION:2
  • 第3話 MISSION:3
  • 第4話 MISSION:4
  • 第5話 MISSION:5

はじめに

西国で活動している諜報員。コードネーム 黄昏(たそがれ)

黄昏はスパイとして、世界各国で活躍しています。

そんな黄昏の次の任務は…世界の争いの中で暗躍しているとされている、ドノバン・デズモンドとの接触であった。

しかし、彼が唯一姿を表すのは、息子が通う名門校、イーデン校での懇親会のみ。

黄昏ドノバンとの接触の為、1週間以内にドノバンの息子ダミアンと同じ年齢の子を作り、ついでに嫁も探さねばならなくなった。

そんな完全無欠の無理ゲーは オペレーション梟(ストリクス)と名付けられた!!

1巻のおおまかな概要

無理ゲー(オペレーション梟)を解決するべく、黄昏はさっそく動き出した。

1週間で6〜7歳の子を連れてくるのは物理的に不可能な為、黄昏はロイド・フォージャーと名を偽り、孤児院から子供を引き取る事に。

SPY×FAMILY 第1巻より

孤児院でロイドが目をつけたのは、その年齢ではとても解けないクロスワードをスラスラ回答した少女アーニャであった。

しかし、このアーニャ、ここぞという時に、度を超えた才女っぷりを見せつけるのだが、日常生活の言動はスットコドッコイにも程があるのだ。

何を隠そう、彼女はエスパーで、人の心の声を聞く事ができる!クロスワードも、ロイドの心の声を聞いて回答していただけなのであった。

SPY×FAMILY 第1巻より

詐欺同然の手口にかかり、アーニャを引き取ったロイド。そして次に、嫁探しを始める事に。

可能な限り危険を回避する為、市役所勤務で、身内がクリーンである女性ヨル・ブライアと接触する事になったロイド

しかし、行動の節々から不自然なほどの勘の良さが垣間見えるヨルに身の危険を感じたロイドは、退散しようとする。

何を隠そう、彼女は殺し屋であった!コードネームいばら姫と呼ばれており、国の為に、日々悪党を殺し続けていた。

SPY×FAMILY 第1巻より

しかし、そこには「殺し屋」というワードを心の声で聞き、ワクワクしてしまった人間がいた。アーニャである。

アーニャの「母がいなくて寂しい〜」「こんな母がいたらなぁ」などと悪魔じみたアシストパスを出し、なんやかんやでロイドヨルは結婚する事となった。

SPY×FAMILY 第1巻より

↑感動のプロポーズシーン。ヨルの指には指輪ではなく、手榴弾のピン。爆発の裏にそこそこの人数が爆死しています。・・・実に感動的である。

夫:スパイ、妻:殺し屋、娘:エスパー という相当にイカした家族を形成したロイドであった。

イーデン校入学に向けて、勉強や、相応な振る舞いを身につけさせるべく教育に励むロイド。しかし、殺し屋として生きてきたヨルと、心を読むイカサマでテスト等を乗り切ってきたアーニャ。フィジカルと超能力で人生を過ごしてきた彼女達には、名門校入学への道は果てしなく・・・。

自身ではどうする事もできないもどかしさと徒労感にさっそく心が折れかけるロイドであった。

そして気づけばイーデン校の入学試験。ロイドヨルアーニャ、それぞれの強みを活かし、なんやかんやで試験を突破していくフォージャー家。

しかし、最終試験は両親同伴の面接。そこには日常の鬱憤を晴らそうとするダメ試験管がおり、面談の質問等と称したセクハラ、モラハラのオンパレードを受けるフォージャー家。

のらりくらりと質問を躱わすが、「以前の母親と今の母親がどちらが良いか」と、孤児院にいたアーニャには酷な質問がなされると、アーニャが泣き始めてしまう。

我が子を傷つけられた怒りで試験官抹殺を計るヨル。それに対し、冷静に対処しようとするロイド。あくまでミッションの為の仮初の家族に感情的になる事はありません。

・・・が、ロイドの意思とは裏腹に、怒りを露わにし「こんな質問をしてくる学校などこちらからお断りします」とスパイではなく、父親の顔を見せ退室する。

合格は絶望的な面談を決めてしまったロイド、果たして、イーデン校入学の合否はいかに・・・!?

さいごに

もう説明の必要もないレベルで国民的な作品となったSPY×FAMILY。可愛らしい絵柄や描写の裏でバッチリ人が死にまくっているダークな一面も持ち合わせており、大人から子供まで楽しめる作品となっております。

2巻以降もレビューさせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします!!

それではまた次回!!!

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