鬼滅の刃 9巻(作者 吾峠呼世晴)

あらすじ

”“音柱”宇髄天元と共に鬼の棲む遊郭へ向かった炭治郎たち。そこではくノ一である天元の妻3人が、情報収集中に連絡を絶っていた。調査のため炭治郎たちは女装して潜入するが、鬼の居場所は掴めなかった。そんな中、花魁たちに鬼の魔の手が!! 炭治郎たちは、鬼を見つけられるか!?

Amazonより引用”

作品情報

作品名鬼滅の刃
作者吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
出版社集英社 
発売日2017年12月4日
掲載誌週間少年ジャンプ
完了全23巻

掲載内容

  • 第71話 遊郭潜入大作戦
  • 第72話 お嫁さんを探せ
  • 第73話 追跡
  • 第74話 堕姫
  • 第75話 それぞれの思い
  • 第76話 それぞれの場所で
  • 第77話 轟く
  • 第78話 ぐねぐね
  • 第79話 風穴

レビュー(感想)

前巻(8巻)では、 新たな任務として 人攫い忍者こと宇髄天元と同行し、遊郭への潜入が決定した所で終わりました。

宇随は、遊郭に潜入していた妻3人からの定期連絡が途絶えたので潜入する事を決めたようです。

遊郭の潜入には女性がいないと何かと不便なので、女性隊員を攫いに誘いに来た宇随。そしてそこに居合わせた炭治郎伊之助善逸が女性隊員の代わりに任務に向かいます。

鬼が潜む場所はすでに3か所に絞られており、それぞれの場所に炭治郎善逸伊之助の3人が潜入します。

遊郭への潜入となるので、女装する事になるのだが、この化粧がひどい。化粧とは、その人の良さを引き出したり、嫌な所を隠したりするものです。しかし、今回施された化粧は全てを醜悪に塗りつぶす落書きでした。特筆すべきは伊之助に化粧を施すセンスの無さ、音柱様は派手に美的感覚がイカれているのかもしれない。

そして作戦会議から潜入まで、一貫して変態的な言動と残念な女装を振り乱す善逸。本当に良いキャラです。あとやたら三味線が上手い。

3人はそれぞれの遊郭で働きながら、宇随嫁について調査を進めていきます。それぞれきな臭い情報を得ていきますが、核心にせまる情報は得られません。

そんな中、善逸が遊郭に潜む鬼 堕姫と接触。驚く事に、人間として振る舞い花魁にまで上り詰めていた。

そして堕姫は上弦の陸の鬼であり、どうやら無惨のお気に入りの鬼のようです。回想では「柱7人も倒してすごいぞー!」とべた褒めされてました。

余談であるが、煉獄さんを葬った猗窩座には「たかだか柱、鬼が勝つのは当たり前じゃボケナス!」とボロクソに言い放っています。このパワハラ上司、男女差別も完備しています。誰か労基呼んで!

ブラック企業はともかく、堕姫の存在に気付いた善逸。しかし、堕姫にも鬼殺隊である事に気付かれ捕らえられてしまいます。

翌日、伊之助が奮起し、鬼の巣穴を発見。人間らしからぬ動きで巣穴に突入します。さすがは山の王である。

巣穴では多くの人が捕らえられており、その中に宇髄嫁二人と善逸もいました。

一方炭治郎は、潜入先の花魁が堕姫に襲われているところに遭遇。戦闘となります。

下弦の伍であるとの戦闘では、完全に敗北していましたが、修行の成果か、何とか喰らいついていきます。

その頃、地下では堕姫の分体との戦闘が始まります。伊之助は、善逸宇髄嫁2人を解放し、捕らえられている一般人を守ります。

ここで、今まで単独捜査に徹していた宇髄が、1人捕えられていた宇髄嫁を発見。決定的な情報を得たので潜入モードを辞め、戦闘モードとなります。

そして早速、地下の戦闘を察知した宇髄は爆発技(原理不明)で地面を抉りド派手に伊之助達と合流。

合流と同時に、4人がかりで手こずっていた堕姫の分体を一瞬で消し去ります。やはり柱、イカしてます!

そしてキメ顔と共に「ここからはド派手に行くぜ!!」と堕姫の討伐に向かいます。

さて、これからどれだけド派手な戦闘が待ち受けているのか・・・!

といったのが9巻の内容となります。

おしまい

今巻の内容は、テレビアニメで絶賛放映中です。(令和4年1月現在)大筋の話の流れは一緒ですが、アニメでならではの変更、追加点があったりします。

しっかり見ていたつもりでも、見落としていた場面が出て来てビックリする事もあります。「内容を知っているから」と見飛ばしたりせず、何度も見てじっくり見比べてみると新しい発見があるかもしれませんよ。

それではまた次回!!

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