鬼滅の刃 4巻(作者 吾峠呼世晴)

あらすじ

”鼓を操る鬼の屋敷から出た炭治郎は、我妻善逸が猪頭の少年に一方的に殴られている所に出くわす。少年を止めに入る炭治郎だったが!? そしてしばしの休息の後、炭治郎たちは鬼殺隊の緊急の指令により、不気味な山へ向かう!! そこに潜んでいたのは…!?

Amazonより引用”

作品情報

作品名鬼滅の刃
作者吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
出版社集英社 
発売日2016年12月2日
掲載誌週間少年ジャンプ
完了全23巻

掲載内容

  • 第26話 素手喧嘩
  • 第27話 嘴平伊之助
  • 第28話 緊急の呼び出し
  • 第29話 那田蜘蛛山
  • 第30話 操り人形
  • 第31話 自分ではない誰かを前へ
  • 第32話 刺激臭
  • 第33話 苦しみ、のたうちながら前へ
  • 第34話 強靭な刃

レビュー(感想)

前巻(3)は鬼のテラスハウスを攻略した炭治郎の目に入ったのは、善逸をボコボコにする伊之助……!という所で終わりました。

4巻は少し時間が巻き戻り、善逸が蛮族(伊之助)にボコられるまでの過程が描写されます。

炭治郎が背負っていた箱に禰豆子が入っている事を感知し、善逸伊之助は対立していました。

しかし、善逸は戦闘する気は無く、炭治郎が到着するまで伊之助による蛮族ムーブを一身に受け耐えていたというのが事の顛末でした。

一方的に善逸を攻撃する伊之助を見て激怒する炭治郎。「はじめの一歩」も裸足で逃げ出すボディブローで伊之助のアバラを粉砕します。絶賛アバラ粉砕中かつ、元十二鬼月との戦闘後にこのパワー、やはり長男・・・!!(以下略)

その後、伊之助のスーパーイケフェイスが披露され、なお暴れ続けましたが、炭治郎の頭突きの前に無事鎮圧されました。

鬼と蛮族による騒動を収めた炭治郎は、善逸伊之助と休養を取った後、次の任務地である那田蜘蛛山に向かいます。

那田蜘蛛山に着くなり、ボロボロになり倒れている鬼殺隊員Aを発見します。Aは要約すると「やべぇよやべぇよ!」という言葉を残し、背中に付いていた糸により、山奥にフィッシングされていきます。

フィッシングされたAを追いかけ入山する炭治郎伊之助!そしてビビりちらし居残りをキメる善逸!早速(自主的に)分断されます。

山中に突入した炭治郎伊之助は、操られ、鬼殺隊員同士で殺しあう凄惨な光景を目にします。(この時、格ゲー界隈でやたら強いと噂の村田さんが登場しますが、心の底から残念ながら割愛させていただきます)

他の隊員が蜘蛛の糸で操られている事に気づいた炭治郎は、伊之助と協力し糸を操っていた鬼、母蜘蛛を討伐します。母蜘蛛は十二鬼月の存在を炭治郎に伝え消滅します。

場面が変わり、勝手にハッスルし入山した善逸は、鬼の世界でも隋逸のキモさを誇る兄蜘蛛と遭遇。言動のキモさ(善逸)VS容姿のキモさ(兄蜘蛛)の熱い戦闘となります。

兄蜘蛛だけでなく、その取り巻きの蜘蛛もまたキモく、絵面的に相当キツイものがあります。さらにその取り巻きの蜘蛛は、元々は鬼殺隊員だというのですから、精神的にもげんなりな戦闘です。

善逸の過去の回想を挟みながら戦闘が進み、なんとか兄蜘蛛に勝利しますが、戦闘での負傷から、善逸はここでリタイアとなります。

場面が戻り、母蜘蛛を討伐した炭治郎伊之助。そんな二人の元に兄蜘蛛に次ぐ容姿のヤバさを誇る鬼、父蜘蛛が現れます。「俺の家族に近づくな!」という主人公めいたセリフを吐きながら突撃してきた父蜘蛛!どうなる、炭治郎・・・!!

といったのが4巻の内容となります。

おしまい

今巻は鬼の悪行がより一層極悪に描写されていましたね。

読んでいてしんどくなってくるな…。随分シリアスになってきたな…。と思ってきたタイミングで、キモムーブを引っさげ出没する善逸は神。

それではまた次回!!

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