惑星のさみだれ 2巻(作者 水上悟志)

あらすじ

雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった…ハズが、ある日現れたトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否する間もなく、既に指輪と能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女・さみだれ。彼女にはデッカイ企みがあった!?平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!

Amazonより引用”

作品情報

作品名惑星のさみだれ
作者水上悟志(みずかみさとし)
出版社少年画報社
発売日2006年9月27日
掲載誌ヤングキングアワーズ
完了全10巻

掲載内容

  • 第 9話 半月と泥人形
  • 第10話 夕日とアニメと半月攻略法
  • 第11話 朝比奈姉妹と父帰る
  • 第12話 生まれた日に死の覚悟
  • 第13話 騎士 東雲半月(前編)
  • 第14話 騎士 東雲半月(後編)
  • 第15話 朝比奈氷雨と東雲半月
  • 第16話 カラスの騎士と東雲三日月

2巻の内容をザックリ紹介

・圧倒的な戦闘技能を持つ東雲半月。心強い味方だが、さみだれの計画にとっては大きな障壁となる。夕日さみだれは、半月から戦闘技術を教わるという大胆な作戦に出る。


・戦闘技術を学びながら半月の殺害の機会を伺う事となるが、その反面、日常生活でも半月夕日達と深く関係を持つようになる。

夕日半月が泥人形と遭遇し戦闘になる。優位に戦闘を続けていたが、半月夕日をかばい致命傷を受ける。死に際に、獣の騎士団としての願い事を1つ(願い事の内容については次巻判明します)叶え死亡する。


・地球破壊計画の障壁となる半月が死亡した事は計画の一歩前進を意味するが、半月の死亡に深い悲しみと虚無感に襲われるさみだれ達。半月はもはや計画の邪魔者や、他人では無くなっていたことに気付く。


半月の死を受け無気力な生活を続けていた夕日の前に、カラスの騎士でもあり、半月の弟である東雲 三日月(しののめ みかづき)が現れ・・・・

おすすめポイント

東雲 半月

今巻で死亡してしまった犬の騎士 東雲半月。少し軽率なキャラクターでありながら、戦闘が始まれば抜群に強い。という嫌いになる方が難しいような、良いキャラクターをしています。また、半月は既に成人しており「子ども(さみだれ達)に「大人になっても、人生は楽しいもの」と伝えてあげるのが大人の責務だ」と語り、さみだれ達には格闘と人生の先生として立ち振る舞っていました。物語の序盤で死亡してしまいましたが、とても魅力的なキャラクターでした。

惑星のさみだれ 2巻より

厨二病が抜けつつある夕日

登場時から、強めの廚二病に罹患している夕日。筆者が成人しているからもあるが、読んでいてちょっと恥ずかしくなる言動が散見します。おそらく読者の何割かも同様に感じることと思います。

しかし、さみだれ半月との出会いを経て少しずつ大人になっていきます。1巻のレビューでも触れていますが、3巻あたりから一気に話がおもしろくなりますし、各キャラクターへの愛着も湧いてきますので、1,2巻まで読まれた方は、その手を止めないようお願いしたいところです!!

さいごに

次巻以降は、さらに個性的なキャラクターがもりもり出てきますので、お楽しみに!!

それではまた、3巻のレビューで!!

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