鬼滅の刃 16巻(作者 吾峠呼世晴)

あらすじ

”柱稽古で岩柱・悲鳴嶼の元へ赴いた炭治郎。滝に打たれ、丸太を担ぎ、岩を動かすという厳しい修業を経て、炭治郎は悲鳴嶼に認めてもらうことができるのか!? その裏で、無惨は禰豆子と産屋敷の居場所を突き止めようとし――!?

Amazonより引用”

作品情報

作品名鬼滅の刃
作者吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
出版社集英社 
発売日2019年7月4日
掲載誌週間少年ジャンプ
完了全23巻

掲載内容

  • 第134話 反復動作
  • 第135話 悲鳴嶼行冥
  • 第136話 動く
  • 第137話 不滅
  • 第138話 急転
  • 第139話 落ちる
  • 第140話 決戦の火蓋を切る
  • 第141話 仇
  • 第142話 蟲柱・胡蝶しのぶ

レビュー(感想)

前巻(15巻)は、鬼殺隊全体で修行を開始!厳しすぎる修行を隊員たちは生き残る事ができるのか。伊之助は滝にうたれて死にかけてるぞ!

という所で終わりました。

前巻から引き続き、ギャグ全開で柱稽古が実施されていきます。(村田とかいう隊員もちょろっと出てきますが、割愛します)

和やかながらも過酷な修行をこなし、炭治郎はもちろん、鬼殺隊全体が確実に強くなっています。柱稽古が効果覿面すぎて怖い。

しかし、そんなハチャメチャな修行をしている間に、無惨は上弦の肆に昇格した鬼 鳴女の能力を使い鬼殺隊の拠点を発見します。

そして見つけるやいなや、速攻で産屋敷家に現れる無惨。さすが無惨様、判断が早い。

突如現れた無惨に対し、淡々と話し続けるお館様。要約すると「お前はどんな形であれぶち殺すからな」的な事を言っていたような気がします。

一通り話し終えると、お館様は自身や家族もろとも屋敷を爆破。さすがにこれには無惨様もドン引きしています。大抵の読者も同じことでしょう。

しかもこの行動、おそらく家族の了承は得てないという事で、よく少年誌で連載できたな。といった所業です。

お館様のとびっきりの悪意を一身に受け、身体を大きく損傷する無惨。そこに謎の血鬼術で追い打ちをかけ、無惨を縛り付けます。

そこに珠世さんが颯爽と登場し、動けない無惨に「鬼を人間に戻す薬」を吸収させます。

ちなみに、無惨を足止めした血鬼術は、浅草で鬼にされた男性のものでした。身を守る為に鬼に変えた者から足止め食らうとは、なんとも皮肉なもんですね。

一方、爆発音を聞きつけた隊員が続々と集合。無惨に攻撃をしかけます。

ここで初めて技を見せる柱もいたので、とてもワクワクするシーンです。。。が、突然地面が扉に変容し、その場にいた全員が落ちていきます。

鬼滅の刃16巻より引用

落ちた先は「無限城」ことパワハラ会議所。そのまま無限城で人間と鬼の総力戦が始まります。けっこう唐突な展開でビビりますね。 

状況が一気に混沌としてきた中、胡蝶しのぶが上弦の弐 童磨と遭遇。戦闘となります。

また、押し問答の中で童磨しのぶの姉、胡蝶カナエを殺害した鬼であることが判明します。

怒りを露わにし、次々と毒を投与するしのぶ。しかし、毒は即座に解毒され、童磨から反撃を受けてしまいます。

善戦むなしく、童磨の血鬼術で肺をやられるしのぶ。さらに斬撃による重症も受けてしまいます。

このままでは負ける事を悟ったしのぶは、最後の気力を振り絞り、渾身の突き技を童磨に放つ!!果たして童磨は倒せるのか・・・!!?

といったのが16巻の内容となります。

おしまい

館様にはドン引きです。

表紙でちょっと良い人感出してるのもまた怖いよこの人!

それではまた次回!!

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