あらすじ
特級呪霊・花御等の襲撃を退けた高専だが、宿儺の指と特級呪物「呪胎九相図」が奪われていた。九相図より受肉し誕生する新たな脅威――その危機を知らぬまま、虎杖達は“門に現れる呪霊”退治へと赴くが…!?
amazonより引用
作品情報
作品名 | 呪術廻戦 |
作者 | 芥見下々 |
出版社 | 集英社 |
発売日 | 2019年10月4日 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
完了 | 継続中 |
掲載内容
・第53話 完遂
・第54話 呪術甲子園
・第55話 起首雷同
・第56話 起首雷同ー弐ー
・第57話 起首雷同ー参ー
・第58話 起首雷同ー肆ー
・第59話 起首雷同ー伍ー
・第60話 起首雷同ー陸ー
・第61話 起首雷同ー漆ー
レビュー(感想)
五条の虚式「茈」で大ダメージを受けた花御。そして真人は宿儺の指6本と特級呪物”受胎九相図”の1番~3番を高専が保有する結界から盗み出していました。
以前、順平の母親を殺した呪霊がいましたが、宿儺の指を取り込ませる前に指自体に真人の呪力をマーキングしており、今回高専が保有する結界といえど割と簡単に盗むことができたということです。天元は結界の運用以外には、基本現(うつつ)には干渉しないと夏油はこの巻のシーンで話しています。
このことで、夏油はそこまで見越して順平の母親をターゲットにしたことから今回の襲撃に至ったということですが、えぐいことをしていますね。
そして話しは高専側に戻り捕らえた呪詛師から話しを聞こうとしましたが、聞いたことに対して要領の得ない発言を繰り返しており、今回の件に関して何も情報が得られない状態でした。
一方、呪詛師襲撃により今回の交流戦が途中で終わってしまったため野球で今回の交流戦の勝敗を決めることになりました。
これは五条の提案で気分ですね。
2-0で東京校の勝ちになります。先までの話しとは打って変わって、とてもゆるい回であり良い箸休めな回でした。そしてまた物語が進むということなので心が揺さぶられる展開が待っているということなんですが、楽しみな反面、もう少しゆるい回を見ていたいと思わされました。
そして物語は進みます。
虎杖・伏黒・釘崎は一緒に新しい任務先へ向かっていて、新しく登場した補助監督の新田明(あかり)から任務の詳細を聞くのでした。
情報を探ろうと浦見東中学に行き、分かりやすいヤンキーに話しを聞こうとする釘崎。
そして何故かびっくりした様子で挨拶をするヤンキーなのですが、伏黒の母校だったということがカタコトの会話で分かりました。
気まずそうな伏黒が面白いです。
第7巻P55より引用
何事かと駆け付けた公務員さんから八十八橋で深夜バンジージャンプをしていたことが原因だと分かったのです。
一方、夏油と真人は一般人に受胎九相図を取り込ませて受肉させていました。
第7巻P67より引用
呪霊を使って次は何をするんでしょうかね。
話しは戻り伏黒の同級生から伏黒の姉の津美紀も八十八橋で肝試しを過去にしており今の意識がない寝たきりの状態は、そのことが原因だったということが分かったのです。
その日の夜、原因の八十八橋の呪霊と相対した虎杖達は受肉した受胎九相図とバッティングすることになります。
虎杖と釘崎は受胎九相図と、伏黒は八十八橋の呪霊と戦います。
八十八橋の呪霊は宿儺の指を取り込んだことが原因で今回の事件が起きたことが分かります。そして受胎九相図も宿儺の指を回収するためにバッティングしたのでした。
呪霊にボコボコにされた伏黒は初めての領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を使って呪霊に見事勝利するのでした。
第7巻P125より引用
そして力を使いきった伏黒は気を失ってしまいます。お疲れ様、伏黒。
虎杖と釘崎は受胎九相図の呪肉体である血塗(けちず)と壊相(えそう)と戦います。この二人の術式の詳細は下の画像です。
第7巻P165
虎杖と釘崎は彼らの血をかぶり、術式の対象になってしまいますが釘崎の術式で我慢比べを行うことになります。
さてどっちが勝つのでしょうか!?
おしまい
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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