惑星のさみだれ 4巻(作者 水上悟志)

あらすじ

雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった…ハズが、ある日現れたトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否する間もなく、既に指輪と能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女・さみだれ。彼女にはデッカイ企みがあった!?平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!

Amazonより引用”

作品情報

作品名惑星のさみだれ
作者水上悟志(みずかみさとし)
出版社少年画報社
発売日2007年10月26日
掲載誌ヤングキングアワーズ
完了全10巻

掲載内容

  • 第24話 白道八宵とヘビの騎士
  • 第25話 私情の男と馬の騎士
  • 第26話 日下部太郎とネズミの騎士
  • 第27話 魔法使いと風巻豹
  • 第28話 秋谷稲近(前編)
  • 第29話 秋谷稲近(後編)

4巻は……

獣の騎士団が全員集結した前巻。今巻では各騎士が今に至るまでの回想と、戦いに対しての想いなどを中心に描写されています

4巻のおおまかなあらすじ

白道が蛇の騎士になるまで

・蛇の精霊シアの登場にも動じず木刀で圧殺しようとする白道シアの必死の説得をすんなり受け入れ蛇の騎士となる。

・それからは魔法使いとの戦いに向け、剣術を鍛え続け今に至る。

南雲が馬の騎士になるまで

・警察としてその格闘技術を存分にふるっていた南雲。ある日、子どもを狙った凶悪犯が警察上部の身内であり、それを理由に不起訴となった事実に困惑する。その反面、馬の精霊ダンスの存在はすんなり受け入れ戦いに参加する。

・せっかくの馬の相棒ができたので、乗馬体験を試みるもに、「男は乗せない主義」と乗馬を拒否され落馬。結果、腰を痛めてイライラしたので警察を辞職。今に至る。

風巻豹の現在

惑星のさみだれ4巻より 風巻豹

・猫の精霊クーと契約を交わしてから、夢の中で敵である魔法使いアニムスに対談の場に招集される風巻

風巻を、常人とは違う考えを持つ人間であると見込んだアニムスは、「魔法使い側に寝返りらないか」と誘う。

風巻アニムスの誘いを拒否。騎士の願いで強化した掌握領域を使い、泥人形を造り出しアニムスを攻撃する。

・しかし、その攻撃は既に魔法使い側についた梟の騎士、に阻止されてしまう。

日下部太郎と宙野花子

惑星のさみだれ4巻より 

・隣の家に住んでいる幼馴染の太郎花子。そのラブコメめいた立地関係の例に漏れず、太郎花子に惚れている。

・騎士の戦いに、何となくで参加する花子。危なっかしすぎる花子を守るために太郎も戦いに参加する。

秋谷稲近と星川昴&月代雪待

惑星のさみだれ4巻より 秋谷稲近
惑星のさみだれ4巻より 左から 雪待 昴

秋谷の生まれは江戸時代。海難事故での臨死体験から、不死や予知能力を筆頭に様々な超能力を取得し、現在まで生き永らえる。

・この段階で騎士の戦いの事を予知しており、自身が戦いの中で死亡する事も確信していた。

・同じく戦いに参加する雪待を守る為、師匠として戦闘の指南を行う。そして、ついに自身の死亡を予知した日が来る。

・山の中で泥人形が出現し、秋谷雪待を連れて戦闘を開始する。超能力を駆使し有利に戦闘を進めるも、雪待を庇い負傷する秋谷

秋谷は実践経験を二人に積ます為に戦闘を指示。雪待、二人の掌握領域を融合させた強力な攻撃で泥人形を撃破。

・負傷した秋谷は、雪待に未来を託し死亡する。

新たな泥人形が始動

キャラクターの深掘りを中心とした4巻でしたが、最後にアニムスが新たな泥人形を作動させる描写で終わります。

次巻からは、個人vs泥人形では無く、獣の騎士団と泥人形&魔法使いとの戦いが展開されますので、乞うご期待!!

それではまた、5巻のレビューで!!

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