惑星のさみだれ 5巻(作者 水上悟志)

あらすじ

雨宮夕日はごく普通の平凡大学生だった…ハズが、ある日現れたトカゲに「地球の危機」を救う協力を依頼される。拒否する間もなく、既に指輪と能力が与えられ、早くも敵に襲われてしまった夕日を救ったのはなんとお隣さんの少女・さみだれ。彼女にはデッカイ企みがあった!?平凡な日常と奇妙な世界が交錯する新感覚ご近所ストーリー!!

Amazonより引用”

作品情報

作品名惑星のさみだれ
作者水上悟志(みずかみさとし)
出版社少年画報社
発売日2008年5月26日
掲載誌ヤングキングアワーズ
完了全10巻

掲載内容

  • 第30話 ヘカトンバイオンと獣の騎士団
  • 第31話 朝比奈家・1
  • 第32話 朝比奈家・2
  • 第33話 朝比奈家・3
  • 第34話 精霊アニマと獣の騎士団
  • 第35話 メタゲイトニオンと獣の騎士団

5巻のおおまかなあらすじ

・次の泥人形の出現に備え、連携訓練を兼ねた合宿を行う事となった獣の騎士団。

・合宿中にさみだれ夕日による地球破壊計画を偶然聞いてしまった白道は、二人に対して不信感を抱く。また、さみだれも騎士団や家族との交流を通して地球破壊に無意識ながらとまどいを見せる。

・それぞれが混乱していく中、次の泥人形が出現し騎士団で迎え撃つ。しかし、泥人形と一緒に魔法使いアニムスが登場し、さみだれ夕日が離脱させられる。

アニムス登場で混乱もあったが、騎士の連携攻撃で泥人形を撃破する。戦闘においては、南雲の指示が的確で死傷者は出ず。

さみだれアニムスとの接触がきっかけになったのか、今まで姿を見せていなかったさみだれの精霊 アニマが突如登場。今までさみだれの中で眠っていた模様。

アニマは魔法使いアニムスの妹。地球の命運をかけた魔法使いとの戦いは、壮大な兄弟喧嘩であった事が判明する。

アニマは復活するやいなや獣の騎士団を異空間に招集。馬の精霊 ダンスの頭を殴打する。殴打された部分から角が生え、馬の精霊はユニコーンの精霊に進化した。そしてアニマは速攻帰った。

南雲のパワーアップに喜ぶ暇も無く、次の泥人形が出現。アニマは精霊の進化に力を使い果たし、戦闘不能に。さみだれを除く騎士で泥人形と交戦する事となる。

・出現する度に強力になっていく泥人形。攻撃を受ければ即死は免れない為、苦戦を強いられる。接近戦をしかけた白道は死の一歩手前まで追い詰められますが、南雲を筆頭に、騎士それぞれが掌握領域を使った攻撃を展開。泥人形を撃破する。

宙野花子

カマキリの騎士の女子高生。ネズミの騎士 日下部 太郎の幼馴染でもある。一見、成績優秀な委員長タイプ。しかし、落ち着いた性格の反面、物事に対してあまりにも無関心。自分の命に対しても関心が薄く、泥人形との戦いでも自分の命を顧みず囮を買って出ている。

攻撃方法としては、掌握領域内の物体の振動を完全に停止させ、凍らせる事ができる。

騎士の願いは「(その時たまたま報道されていた)凶悪犯の自殺」

惑星のさみだれ 5巻より

日下部 太郎

ネズミの騎士の男子高校生。カマキリの騎士の花子とは幼馴染であり、完全に惚れている。協調性が強く、騎士団内でも愛されキャラとなっている。

料理人を目指し日々精進しており、その器用さを活かして掌握領域内の物体を振動させ発火させる。

騎士の願いは「花子が致命傷を負った際にその傷を治癒させる」 

惑星のさみだれ 5巻より

さいごに

徐々に強くなってく泥人形。騎士団が連携して戦っても命の危機を感じるシーンが少しずつ増えてきました。また、あまりにも強すぎるさみだれアニムスに参戦を阻止されたり、東雲半月が死んで以降、薄まっていた緊張感を取り戻しました。

次巻はさらに強力な敵が現れるので、いよいよ余裕の無い戦いが展開されます!お楽しみに!!

それではまた、6巻のレビューで!!

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