呪術廻戦 1巻(作者 芥見下々)

呪術廻戦1巻

あらすじ

類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁(いたどりゆうじ)は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

amazonより引用

作品情報

作品名呪術廻戦
作者芥見下々
出版社集英社
発売日2018年7月4日
掲載誌週刊少年ジャンプ
完了継続中

掲載内容

  • 第1話 両面宿儺(りょうめんすくな)
  • 第2話 秘匿死刑(ひとくしけい)
  • 第3話 自分のために
  • 第4話 鉄骨娘
  • 第5話 始まり
  • 第6話 呪胎戴天(じゅたいたいてん)
  • 第7話 呪胎戴天 ―弐―(じゅたいたいてん ーにー)

レビュー(感想)


“人間から溢れ出た負の感情「呪い」”

特級呪物「両面宿儺」の指を取り込み、両面宿儺の器となった虎杖悠仁(いたどりゆうじ)
「呪術規定に基づき呪いとして祓う」と伏黒恵(ふしぐろめぐみ)が言ったシーンで第1話が終わります。

現在も週刊少年で連載されている「呪術廻戦」ですが、この1話の終わり方から見てワンピースやブリーチ、ナルトといった週刊少年ジャンプで連載されていた王道バトル漫画とは違ったバトル漫画だということが感じ取れます。

呪術廻戦は簡単に言えば呪術師が呪いを払うダークファンタジーな内容の漫画になっており、主人公の虎杖悠仁はおじいちゃんの遺した遺言「オマエは強いから人を助けろ」と言う言葉を行動原理にして呪いと戦います。

呪いは呪いでしか祓うことができず、高校の先輩を助けるために虎杖は宿儺の指を取り込み呪いを祓うことに成功します。
しかし、虎杖宿儺を取り込んだ後一瞬だけ体を宿儺に取り込まれてしまい、最悪のケースを見た伏黒虎杖は呪いとして認定されてしまいます。

第2話では虎杖五条悟(ごじょうさとる)から秘匿死刑を言い渡されるシーンから始まります。

回想では宿儺から問題なく体を取り戻す虎杖ですが、喋っているのが宿儺虎杖か分からない状況でした。

そこで様子を見にきた五条虎杖宿儺を制御できているか確認します。

五条の提案で虎杖と変わった宿儺五条を殺そうとしますが五条には傷をつけることができず、程なくして虎杖が強制的に体の主導権を取り戻すのでした。

呪術廻戦第1巻71ページより引用

その後、伏黒から虎杖を死なせたくないとお願いされた五条は執行猶予がついた死刑だと虎杖に告げるのでした。

五条は「宿儺の指を全部取り込ませてから死刑にすればいい」と上層部に提言したのです。
両面宿儺には手が4本あり20本の指があります。現存の術師では壊すことができず、封印が追いつかないことを虎杖に説明します。

そして五条は「今すぐ死ぬか」「宿儺の指を全て見つけ出し取り込んでから死ぬか」
2つの選択肢があることを虎杖に話します。

虎杖には「オマエは大勢に囲まれて死ね」という2つ目のおじいちゃんの遺言があり、覚悟を決めて呪術高専に行くことを決めます。

その後第1巻では虎杖が呪術高専に入学し、3人目の1年生の釘崎野薔薇(くぎさきのばら)が登場します。
虎杖釘崎は合同で初任務をこなし、程なくして虎杖、伏黒、釘崎で少年院に呪いを祓う任務に行き、特級と敵対するところで終わります。

第1巻では明確なラスボスは明かされておらず主要な登場人物が揃っていきます。その他にも物語の設定や伏線のはりかた、登場人物ひとりひとりのキャラがどれも魅力的で読んでいて飽きません。
ぜひ読んでみてください。

おしまい

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

随時更新してまいりますのでお気に入り登録をしてまた遊びに来てください。

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