鬼滅の刃 19巻(作者 吾峠呼世晴)

あらすじ

”カナヲと伊之助 対 上弦の弐・童磨の戦いは極限へ――!! 身内を殺した鬼を前にして怒りに震える二人だが、強力な血鬼術の数々に押され悪戦苦闘する。近づくこともできぬ劣勢を覆し、二人は仇討ちを遂げられるのか…!?

Amazonより引用”

作品情報

作品名鬼滅の刃
作者吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)
出版社集英社 
発売日2020年2月4日
掲載誌週間少年ジャンプ
完了全23巻

掲載内容

  • 第161話 蝶の羽ばたき
  • 第162話 三人の白星
  • 第163話 心溢れる
  • 第164話 ちょっと力み過ぎただけ
  • 第165話 愕然と戦慄く
  • 第166話 本心
  • 第167話 願い
  • 第168話 百世不磨
  • 第169話 地鳴る

レビュー(感想)

前巻(18巻)は、肉親を殺害した因縁の相手、童磨と激戦を広げるカナヲ伊之助。二人は童磨を討伐する事ができるのか…

といった所で終わりました。

未だ劣勢の続く中ですが、童磨への怒りを気力に換えて攻め続けるカナヲ伊之助

だが、そんな二人の気持ちをよそに他の鬼殺隊員を殺しに退出しようとする童磨。置き土産とばかりに血鬼術「結晶ノ御子」を展開し、分体を複数体繰り出します。

この分体、それぞれが本体と同様の攻撃性能との事で、控えめにいってヤバい。最初からこの力を使っていれば、カナヲ達はあっさり殺されていたでしょうが、どこまでも本気になれない童磨の性格が幸いしました。

部屋から退出しようとする童磨。その瞬間、身体がボロボロと崩れ始めました。

実は、これまでの展開はしのぶの作戦通り。その作戦とは、童磨に食われる事で自身の身体に仕込んだ多量の毒を直接注入する→それで倒せずとも、後続の隊員が倒せるくらいには弱っている。という、自分の死を前提とした作戦でした。

事前にその作戦を聞かされていたカナヲは、すかさず花の呼吸「彼岸主眼」を発動させ、童磨の首を斬りつけます。

首を断ち切る直前に刀を止められてしまうも、ここで伊之助が奮起。刀をぶん投げ、童磨の頭を押し込むという「剣技とは一体・・・」と考えさせられる荒業を決行。この一投が決め手となり、見事に童磨の首を切断します。

首を斬られ、身体が崩れていく童磨。猗窩座とは違い、死に直面しても何も感じる事ができない童磨は何者にもなれずそのまま消滅。

死後、童磨しのぶの念と対話し好意を示すも「とっととくたばれ糞野郎」と過去に例を見ない悲惨な振られ方をして童磨との戦いの幕は降りました。

鬼滅の刃 19巻より引用


家族のカタキをとったカナヲ伊之助は、勝利の余韻と、家族を失った現実に涙するのであった。


上弦の参と弐が消滅し、残りは上弦の壱 黒死牟です。そんな黒死牟に会敵したのは無一郎。戦闘が始まります。

即座に痣を発現させ攻撃をしかける無一郎。しかし、攻撃は軽くいなされた上に、片腕を切断されてしまう。さらには、柱に張り付けにされる始末。実力の差は明白です。ついでとばかりに、その場で潜んでいた玄弥も真っ二つにされます。

圧倒的な黒死牟の強さ。絶望的な状況の中、弟を救うべく風柱である不死川実弥が参戦します。

長年に渡る鬼との戦闘経験と、自身の特殊な血を活用し、黒死牟相手に善戦する実弥。しかし、さすがは上弦の壱です、少しずつ実弥を追い詰めていきます。

そこに岩柱 悲鳴嶼行冥がさらに参戦。二人がかりで黒死牟に猛攻を仕掛けます。

果たして、黒死牟を討伐する事ができるのか・・・!?

といったのが19巻の内容となります。

おしまい

無限城で決戦となってから、割とサクサクと鬼を討伐できています。上弦の鬼達には下弦レベルの配下複数つけていたら結果は違ったかもですね。まぁ上弦の鬼達もお断りしそうですし、無惨様が鬼を群れさせない、無惨采配をとっているので、なるべくしてなった結果ですね。仕方ない!

それではまた次回!!

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